2017年12月22日
「八瀬尾大権現」

鹿児島市から川辺峠を越え,「八瀬尾大権現」の看板から左に曲がり,しばらくいくと八瀬尾の滝があります。道路からは第2の滝まで見ることができ,さらに滝の横の細い道を登れば第8の滝まで行くことができます。第3から第6の滝の間には10もの小さな滝がありますので,八瀬尾の「八」の字は数が多いことをあらわしていると思われます。
この滝は,修験道の修行場だったと言われています。また,周辺からは製鉄の時にだす鉄滓(てっさい)が見つかっており,豊富な水を利用して製鉄が行われていたようです。
明治の初め,鹿児島を代表する歌人八田知紀がこの地を訪れ,次のような和歌を残しています。
白雲の幾重かさなる高嶺より 落ち来る滝の流れなるらむ
川辺方面ウロウロしながらコケ採集に行って来ました。
冬至の今日の夕日です。

お疲れさまでした!
Posted by のりP(顔は本人ではありません) at 18:40│Comments(0)